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論文・その他

2021年〜 | 2011年~2020年 | 2001年~2010年 | 1991年~2000年 | 1981年~1990年 | その他

2021年〜

2024
「日系〜強制収容とリドレス」李里花編『アジア系アメリカを知るための53章』明石書店、51-55頁、2024年。
竹沢泰子・梁英聖「シシュポスの岩を押すー<人種>の諸相とその理論」『現代思想 特集=〈人種〉を考える』10月号、8-20頁、2024年。
拙著『アメリカの人種主義~カテゴリー/アイデンティティの形成と転換』をふり返って」『日立財団グローバル ソサエティ レビュー』、6月20日、2024年。
2023
「民族と人種」横山智ほか編『フィールドから地球を学ぶ』古今書院、50-51頁。
「人種主義と反人種主義」同、90-91頁。
新年特集企画「『覚悟』の時代に」「人種も社会的に作られた 分類したがる私たちは差別をなくせるのか」『朝日新聞』、1月4日、2023年。(紙面版PDFデジタル版PDF
※承諾番号:23-0016
 朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。
Kentaro Nagai, Mikihito Tanaka, Alessandro R. Marcon, Ryuma Shineha, Katsushi Tokunaga, Timothy Caulfield & Yasuko Takezawa. “Comparing direct-to-consumer genetic testing services in English, Japanese, and Chinese websitesAnthropological Science, 131:1.
2022
「移⺠研究の可能性―トランスパシフィック 研究の視点から」『移民研究年報』28号。
Yasuko Takezawa and Stephen Small, March 2022, “Theorizing People of Mixed Race in the Pacific and the Atlantic,”Social Sciences 11(3), 124;
Takezawa, Y., & Kina, L. (2020). Trans-Pacific Minor Visions in Japanese Diasporic Art. Asian Diasporic Visual Cultures and the Americas (ADVA), 6:1. pp. 1-10.
「『人種』は見えるものか」『朝日新聞』、3月8日、2022年。(紙面版PDFデジタル版PDF
※承諾番号:23-0016
 朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。
Social Issues and the Role of Anthropology in Contemporary Japan,” Pathways to Anthropological Futures, Wenner-Gren Foundation online
2021
“Japan’s Modernization and Self Construction Between White and Yellow”, in Shona Hunter and Christi van der Westhuizen eds. The Routledge Handbook of Critical Studies in Whiteness, pp.160-170, London: Routledge.

2011年~2020年

2020
「中世におけるユダヤ人・「ジプシー」・河原者をめぐる「特権」言説」『部落解放研究』213号、 116-149頁、2020年。(Ethnic and Racial Studiesに2020年に掲載された論文を大幅に加筆したもの。)
2019
特集号ゲストエディター 竹沢泰子、ジャン=フレデリック・ショブ 共著「はじめに」 『人文学報』、第114号、1-5頁。
特集号ゲストエディター 竹沢泰子「明治期の地理教科書にみる人種・種・民族」 『人文学報』、第114号、205-238頁。
特集号ゲストエディター 「あとがき」人文学報、第114号、239-241頁。
2017
「センサス」『アメリカ文化事典』丸善出版、pp.170-171。
「多文化主義」同上、pp.262-263。
“Antiracist Knowledge Production: Bridging Subdisciplines and Regions,” American Anthropologist, 119 (3), September 2017, pp.538-540. DOI: 10.1111/aman.12921
2016
(斉藤綾子・竹沢泰子)「序章 差異の可視性/不可視性」斉藤綾子・竹沢泰子編『人種神話を解体する1:可視性と不可視性のはざまで』東京大学出版会、3-32頁。
「試論 差異と差別の(不)可視化をめぐって」同上、249-264頁。
(太田博樹・加藤和人・竹沢泰子・徳永勝士)「第10章 日本におけるゲノム研究と集団の表象ーー座談会」坂野徹・竹沢泰子編『人種神話を解体する2:科学と社会の知』東京大学出版会、273-299頁。
「序章 混血神話の解体と自分らしく生きる権利」川島浩平・竹沢泰子編『人種神話を解体する3:「血」の政治学を越えて』東京大学出版会、3-34頁。
「第8章 ミックスレイス日系人アーティストの作品と語りーー人種カテゴリをめぐる解釈と表現の戦略」同上、249-274頁。
「日系アメリカ人の強制収容と補償運動」(第15回、2015、多民族共生人権研究集会、分科会2、1部講演会(採録))多民族共生人権教育センター編『メーレック・ブックレット VOL.6』pp.54-64。
“Rethinking ‘Race’ from Asian Perspectives”, in Ethnicity as a Political Resource, Transcript Verlag (Bielefeld, Germany), pp.75-84.
“Introduction”(with Gary Y. Okihiro), in Trans-Pacific Japanese American Studies: Conversations on Race and Racializations (Yasuko Takezawa and Gary Y. Okihiro, eds.,) University of Hawai’i Press, pp.1-10.
“Shifting Grounds in Japanese American Studies: Reconsidering ‘Race’ and ‘Class’ in a Trans-Pacific Geopolitical-Historical Context,” ibid., pp.13-35.
“Negotiating Categories and Transforming (Mixed-) Race Identities: The Art and Narratives of Roger Shimomura, Laura Kina, and Shizu Saldamando,” ibid., pp.60-90.
“Toward More Equal Dialogue,” ibid., pp.396-400.
2015
戦後70年関連企画「日系アメリカ人の経験と向き合う:戦前・戦中から現在まで」『季刊民族学』 第39巻4号 通巻154号、61-76頁。
特集号ゲストエディター “Translating and Transforming ‘Race’: Early Meiji Period TextbooksJapanese Studies, 35 (1), Special Issue: Rethinking Race and Racism in Japan, pp.5-21.
特集号ゲストエディター Koichi Iwabuchi and Yasuko Takezawa, “Rethinking Race and Racism in and from Japan”, Japanese Studies, 35 (1) Special Issue: Race and Racism in Japan, pp.1-3.
「『多文化共生』を未来につなぐために~『つどい』からふたたび~」『つどい報告書~阪神淡路震災20年・多文化共生をめざして~』 「つどい」実行委員会.
2014
「ヘンリー・ミヤタケさんと日米戦争」『人文』第61号 (京都大学人文科学研究所) pp. 33-34 
Yasuko Takezawa, Kazuto Kato, Hiroki Oota, Timothy Caulfield, et al. ”Human Genetic Research, Race, Ethnicity and the Labeling of Populations: Recommendations based on an interdisciplinary workshop in JapanBMC Medical Ethics. “Highly Accessed”に認定。
特集号ゲストエディター「特集の趣旨」「創られた『人種』」(特集3:中等教育でまなぶ「人種」「民族」とヒトの多様性)『学術の動向』2014年7月号。
2013
「ミックスルーツが開く扉」『月刊みんぱく』(特集:ハイブリッドかちゃんぽんか)第37巻第8号(2013年8月号)、国立民族学博物館.
「近代日本における移民と人種主義」『人の移動事典――日本からアジアへ・アジアから日本へ』(丸善事典)
「日本人移民の歴史と多文化共生社会の明日」京都大学附属研究所・センターシンポジウム報告書III『京都からの提言――21世紀の日本を考える(第7回)「明日の社会の未来像」』京都大学経済研究所, pp. 63-76.
2012
「皮膚の色が意味するもの――人種と人種主義」国際シンポジウム報告書III『”からだ”が語る人類文化―形質から文化まで―』 国際常民文化研究機構・神奈川大学日本常民文化研究所, pp. 21-26.
2011
“Introduction,” in Racial Representations in Asia, Takezawa ed., Kyoto: Kyoto University Press, pp.1-6. (PDF)
“Toward a New Approach to Race and Racial Representations: Perspectives from Asia” in Takezawa, ibid., pp. 7-19. (PDF)
特集号ゲストエディター「はじめに」『人文學報』(特集:差異の表象)100号 京都大学人文科学研究所
特集号ゲストエディター「序論―人種表象研究の今後の課題―」『人文學報』(特集:差異の表象)100号 京都大学人文科学研究所、1-12頁。リンク
序論 移民研究から多文化共生を考える」日本移民学会編『移民研究と多文化共生』御茶の水書房、1-17頁。
「近代と人種の生成」本多俊和(スチュアート ヘンリ)・大村敬一編『グローバリゼーションの人類学―争いと和解の諸相―』放送大学教育振興会、57-70頁。
「現代におけるグローバリゼ―ションと人種」本多俊和(スチュアート ヘンリ)・大村敬一編『グローバリゼーションの人類学―争いと和解の諸相―』放送大学教育振興会、71-87頁。
「討論まとめ」(特集2:今、アイヌであること―共に生きるための政策をめざして―)『学術の動向』2011年9月号、104-105頁。
基調講演「女性から、マイノリティーから、周縁から生まれる~新しい発想の可能性を求めて~」『「持続可能な女性研究者支援、筑波大スタイル」筑波大学ロールモデル集』筑波大学男女共同参画推進室、9-23頁。

2001年~2010年

2010
「女性からマイノリティから、周縁から生まれる~新しい発想の可能性を求めて~」『持続可能な研究者支援、筑波大スタイル 平成21年度事業報告書』国立大学法人筑波大学、10-33頁。
Race in Asia” “Japan’s Minority Groups” in Encyclopedia Britannica’s Guide to Black History (on line 2010, selected in Editor’s Choice).
2009
Proceedings of the CGP Public Symposium: Contemporary Society and Civil Society in the United States: Through the Eyes of the Japanese American Community. (ed.) Tokyo: Japan Foundation, 54p.
「アメリカ人類学にみる進化論と人間の「差異」 太平洋を横断した人種論」『現代思想』37巻5号
青土社 pp.202-220.
「総論:表象から人種の社会的リアリティを考える」竹沢泰子編『人種の表象と社会的リアリティ』
岩波書店、1-26頁。
「ポスト多文化主義における人種とアイデンティティ―アジア系アメリカ人アーティストたちの新しい模索」竹沢泰子編『人種の表象と社会的リアリティ』岩波書店、266-290頁。
「序―多文化共生の現状と課題」『文化人類学』74巻1号別冊 日本文化人類学会、86-95頁。
「人種とジェンダーのアナロジー」
『京都大学女性研究者支援センター報告書』『文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業「女性研究者の包括的支援『京都大学モデル』」報告書』
京都大学女性研究者支援センター、59-68頁。
「日本社会における人種主義」
『M-ネットigrants’』移住労働者と連帯する全国ネットワーク、14頁。
2008
“‘Tabunka Kyo-sei’ and Community-Rebuilding after the Kobe Earthquake.” John Ertl (eds.) Multiculturalism in the New Japan: Crossing the Boundaries within Japan, Berghahn Books, pp.32-42.
Toward a New Kind of Collectivity in American Studies.” Nanzan Review of American Studies, vol. 30, pp.75-81.
「現代人の起源」文化人類学会編『文化人類学事典』丸善、98-99頁。
「人種とエスニシティ」文化人類学会編『文化人類学事典』丸善、132-135頁。
「移民国家アメリカ」文化人類学会編『文化人類学事典』丸善、312-313頁。
「『変化する人種イメージ―表象から考える』 第12回京都大学国際シンポジウム」
『Human Rights』11月号 No.248.
「移民の文化的適応」 『日本生理人類学会誌』、30-31頁。
「書評:米山裕・河原典史編著『日系人の経験と国際移動―在外日本人・移民の近現代史』」
『移民研究年報』14号
「人種の表象 趣旨説明」「アジア系アメリカ人芸術家たちのアイデンティティと自己表象」
『日本文化人類学会 第42回研究大会 プログラム 研究発表要旨』、289-293頁。
2007
「解説」 『さらばモンゴロイド』神部武宣著 生活書院、151-169頁。
「多文化共生社会に向けてのパートナーシップ―兵庫県における自治体とNGOの協働の歩み」 黒川みどり編『〈眼差される者〉の近代』大阪:部落解放・人権研究所、251-281頁。
「兵庫県における多文化共生施策―評価と政策提言」『財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構研究年報』第13巻 財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構、49-62頁。
「兵庫県の多文化共生の取り組み」『KIZUNA』 兵庫県人権啓発協会、2頁。
2006
“Race Should Be Discussed and Understood Across the Globe.” Anthropology News, American Anthropological Association. pp.7-8.
「『外国人』としての日系人―多文化共生をめざす震災後の神戸のなかで」 レーン・ヒラバヤシ他編『日系人とグローバリゼーション 北米、南米、日本』人文書院、467-493頁。
「『人種』は存在するか」綾部恒雄・桑山 敬巳編『よくわかる文化人類学』 ミネルヴァ書房、72-73頁。
「現代の人種差別」綾部恒雄・桑山 敬巳編『よくわかる文化人類学』 ミネルヴァ書房、74-75頁。
「フィールドノートから」 奥田道大・松本康監修 広田康生他編集『先端都市社会学の地平』 ハーベスト社、263-276頁。
2005
「総論:人種概念の包括的理解に向けて」 竹沢泰子編『人種概念の普遍性を問う―西洋的パラダイムを超えて』 人文書院、9-109頁。
「検証テーマ:外国人県民支援のしくみづくりと地域の国際化の推進」『復興10年総括検証・提言事業 最終報告』 兵庫県復興企画課、1-49頁。
「人種 いま再び問う」 山下晋司編『文化人類学入門 古典と現代をつなぐ20のモデル』 弘文堂、80-91頁。
「アジア系アメリカ人のアソシエーション 日系市民協会・百人会」 綾部恒雄監修・編『結社の世界史5 クラブが創った国アメリカ』 山川出版社、266-275頁。
“Transcending the Western Paradigm of the Idea of Race.” The Japanese Journal of American Studies, No. 16: 5-30.
「アイデンティティ・ポリティクスのジレンマ―アメリカ合衆国の現在―」 梶田孝道編『新・国際社会学』 名古屋大学出版会、220-237頁。
「大震災とエスニック関係の変化」 財団法人阪神・淡路大震災記念協会編『「21世紀文明の創造」調査研究事業 研究報告書(第四部会)大震災とエスニック関係の変化【多文化共生研究会】』 財団法人阪神・淡路大震災記念協会 pp.1-8.
「『GONGO』―震災が生んだ多文化共生に向けての自治体・NGOの連帯」 財団法人阪神・淡路大震災記念協会編『「21世紀文明の創造」調査研究事業 研究報告書(第四部会)大震災とエスニック関係の変化【多文化共生研究会】』 財団法人阪神・淡路大震災記念協会、9-26頁。
「コラム:『沈黙を破って』との出会い」 桜井厚・小林多寿子編著『ライフストーリー・インタビュー 質的研究入門』 せりか書房、123-128頁。
「外国人県民支援のしくみづくりと地域の国際化の推進」『伝えよう 1.17の教訓―創造的復興から未来へ― 兵庫県創造的復興フォーラム実行委員会編 兵庫県創造的復興委員会、157-161頁。
「書評:渡辺靖著『アフター・アメリカ』」 『文化人類学』 70巻1号、119-123頁。
2004
“Cultural Particularlism vs. Oppressors’ Universalism: Comments on Kurashige’s Paper.” Brian Hayashi and Yasuko Takezawa (eds.) New Waves: Japanese American Studies in the 21st Century. Kyoto: Institute for Research in Humanities, Kyoto University. pp.37-41.
“Final Comments.” (Brian Hayashi and Yasuko Takezawa eds.) New Waves: Japanese American Studies in the 21st Century. Institute for Research in Humanities, Kyoto: Kyoto University. pp.105-106.
「アメリカ合衆国―揺らぐ境界・揺らがぬ境界」 青柳真智子編『国勢調査の文化人類学』古今書院、273-294頁。
「書評:小松和彦他編『日系アメリカ人のエスニシティ』」『文化人類学文献事典』 弘文堂、496頁。
「書評:小松和彦他編 グレイザー&モイニハン『人種のるつぼを越えて』」『文化人類学文献事典』 弘文堂、415頁。
「書評:ベネディクト『人種主義』」 小松和彦他編『文化人類学文献事典』 弘文堂、203頁。
「書評:グールド『人間の測りまちがい』」 小松和彦他編 『文化人類学文献事典』 弘文堂、68頁。
「人種・エスニシティ論」 『人文科学研究のフロンティア2004年 京都大学人文科学研究所要覧』 京都大学人文科学研究所、94-95頁。
「人種とエスニシティ」ほか 小松和彦他編『文化人類学文献事典』 弘文堂。
2003
「人種とアメリカ人類学」 綾部恒雄編『文化人類学のフロンティア』ミネルヴァ書房、3-30頁。
「アメリカ人類学にみる進化論と人種」 阪上孝編『変異するダーウィニズム―進化論と社会』 京都大学学術出版会、452-489頁。
「イントロダクション」 竹沢泰子監修 『日系人コミュニティから見た現代アメリカ社会と市民活動』 国際交流基金CGP公開シンポジウム報告書、7-12頁。
「国際シンポ 人種概念の普遍性を問う」『京都新聞』2003年1月16 日、15頁。
「国際最前線 国際シンポジウム『人種概念の普遍性を問う』」『エコソフィア』11号 (2003年5月)、74頁。
「人種概念の洗い直しから人種差別理解の可能性を探る―国際シンポジウム『人種概念の普遍性を問う』を振り返って―」『月刊 ヒューマンライツ』189号、22-25頁。
2002
“Nikkeijin and ‘Multicultural Coexistence’ in Japan: Kobe after the Great Earthquake” Lane Ryo Hirabayashi, et.al. New Worlds, New Lives: Globalization and People of Japanese Descent in the Americas and from Latin America in Japan, Stanford University Press, pp.310-330.
「国内植民地主義」「人種とヒトゲノム」 綾部恒雄編『文化人類学 最新述語100』弘文堂、66-67,94-95頁。
書評 森明子『土地を読みかえる家族』 松田素二・川田牧人編『エスノグラフィー・ガイドブック』 嵯峨野書院、184-185頁。
「ブラジル視察レポート 報告2」『日系ブラジル青少年の教育支援に向けたネットワーク構築 活動報告書』ワールドキッズコミュニティ、19-21頁。
「アメリカ合衆国の国勢調査:その歴史的変化と最新の人種分類」『国勢調査・法制度に見られる人種・民族分類の比較研究』平成11-13年度科学研究費補助金(B-1)研究成果報告書(研究代表者:青柳真智子) 、73-81頁。
「アメリカ人類学にみる進化論と人種学」『「進化論」受容の社会的・文化的文脈にかんする学際的・比較研究』平成12-13年度科学研究費補助金 (B- 2)研究成果報告書(研究代表者:阪上孝) 、97-119頁。
2001
「アメリカ合衆国における二言語教育―最近の論争と効果的教育モデル」 金宣吉編『日系南米人の子どもの母語教育』KFC創刊、73-81頁。
“Comments on Kotaro Nakano, Preserving DistinctivenessProceedings of the Kyoto American Studies Summer Seminar, Center for American Studies, Ritsumeikan University, pp.125-131.
「2001年度歴史学研究会大会報告批判 近代史部会」『歴史学研究』 757、57-58頁。
書評論文「山田千香子著『カナダ日系社会の文化変容―「海を渡った日本の村」三世代の変遷』」『民族学研究』 66-1、125-128頁。
Book Review on The Politics of Fieldwork (by Lane Hirabayashi). American Ethnologist 28-3、724-725頁。
「社会的構築物としての人種概念に関する理論的考察」 平成11-12年度科学研究費補助金(C-2)研究成果報告書、97頁。

1991年~2000年

2000
「ギリシャ系アメリカ人」他 5項目 『世界民族事典』弘文堂。
1999
「写真花嫁」他2項目 『日本民俗大辞典』 吉川弘文館。
「アメリカ合衆国におけるアジアとヨーロッパ—アジア移民とヨーロッパ系アメリカ人の遭遇と葛藤—」 『岩波講座 世界歴史』23巻 岩波書店、111-134頁。
Racial Boundaries and Stereotypes: An Analysis of American Advertising.” The Japanese Journal of American Studies(アメリカ学会編) No.10. 430-450.
“The Great Kobe Earthquake and Foreign Residents: Multicultural Coexistence in the New Concept of Local Community.” 駒井洋編 『新来外国人の行政需要と自治体の国際化施策との関連に関する研究』平成8-10年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))研究成果報告書、2-15頁。
「『人種』 生物学的概念から排他的世界観へ」 『民族学研究』(日本民族学会編)63巻4号、430-450頁。
1998
(書評)「自治体の外国人政策」 駒井洋・渡戸一郎編 『社会学ジャーナル』(筑波大学社会学研究室紀要)23号、283-285頁。
「グローバリゼーションと移民研究」『移民研究年報』(日本移民学会編)5号、68-81頁。
1997
「西欧中心的人種分類の脱構築に向けて」 青柳真智子編「いま人種・民族の概念を問う」 『民族学研究』62巻1号、106-108頁。
“Multiculturalism and Citizenship: The Effects of the 1996 Immigration Laws.” In Diversified Migration Patterns of North America: Their Challenges and Opportunities. Kitagawa Otsuru Chieko (ed.) JCAS Symposium Series 4 Population Movement in the Modern World II, pp. 237-260.
「アジア人移民の帰化権問題と『人種』」 三輪公忠編『日米危機の起源と排日移民法』 論創社、219-255頁。
「アメリカ合衆国におけるエスニック集団の統合化―汎エスニシティの形成」 ハラルド・クラインシュミット/波多野澄雄編『国際地域統合のフロンティア』 彩流社、231-251頁。
1996
(エッセイ)「文化人類学と現代社会」 綾部恒雄・田中真砂子編『人間と文化』 三五館。
(コラム)「『色』による人種偏見と戦争までの道」 移民研究会編『戦争と日本人移民』 東洋書林、73-75頁。
(紙上シンポジウム)「転換期における人類学」『民族学研究』 60巻4号、377-432頁。
「『白人』と『黒人』の間で―日系アメリカ人の自己と他者―」 青木保他編『講座 文化人類学 第7巻―移動の民族誌―』 岩波書店、263-292頁。
「アメリカ文化人類学の現在」 祖父江孝男編『文化人類学』 放送大学、167-182頁。
「トランスナショナルな移動と文化摩擦の重層化―日系企業とアフリカ系アメリカ人の相互関係の実態―」『社会学ジャーナル』(筑波大学社会学研究室紀要) 21号、14-27頁。
1995
「日系アメリカ人」その他数項目 『世界民族問題辞典』 平凡社。
「人種差別」と”レーシズム”をめぐる日米比較に向けて」『社会学ジャーナル』(筑波大学社会学研究室紀要) 20号、113-122頁。
1994
(書評)「若者たちの戦場」 ドロシー・マツオ著 『産経新聞』、10-11頁。
「エスニシティ」「コミュニティ」 『日本の移民研究』  移民研究会編 日外アソシエーツ、63-70頁。
「『オリエンタル』から『アジア系アメリカ人』へ」 AALA Journal(アジア系アメリカ文学研究会) 創刊号、9-14頁。
「日系企業とアフリカ系アメリカ人をめぐる諸問題」 橋本晃和編『地域レベルで国際化が進展している中での海外進出した日系企業の現地雇用者の意識構造の変化とその企業の地域定着に関する調査研究』 雇用促進事業団、251-260頁。
「グレイザー/モイニハン『人種のるつぼを越えて』」 綾部恒雄編『文化人類学の名著50』 平凡社、411-417頁。
「サウスホール『都市人類学』」 綾部恒雄編『文化人類学の名著50』 平凡社、389-395頁。
「アメリカにおける帰化権からみた人種概念一考察」『史境』(歴史人類学会編)19号、36-48頁。
“Rebuilding Los Angeles and Philanthropic Activities by Japanese-Affiliated Companies: A Preliminary Report” 『社会学ジャーナル』(筑波大学社会学研究室紀要)19号、44-56頁。
1993
(コラム)「日系アメリカ人の強制収容と補償運動」 歴史学研究会編 『統合と自立』(南北アメリカの500年 第5巻) 青木書店、212-213頁。
「日系アメリカ人におけるエスニシティ再生とアメリカ化」『アメリカ研究』(アメリカ学会編)27号、171-188頁。
“San Francisco’s Chinatown: Its Social Changes after the 1965 Immigration Law” In Proceedings of Symposium: Continuity and Change in Overseas Chinese Communities in the Pan-Pacific Area. T. Ayabe and M. Onozawa (eds.) pp. 205-224. (同書英語版) .
「サンフランシスコにおけるチャイナタウン――1965年移民法改正後の社会変化」 綾部恒雄・小野沢正喜編『環太平洋地域の華僑社会における伝統と変化』 筑波大筑波大学天禄基金華僑研究グループ、207-225頁。
1992
「太平洋に架ける橋――日本・中国・韓国系文化」 綾部恒雄編『アメリカの民族』 弘文堂、246-264頁。
「ピューリタンの夢――アングロサクソン文化」 綾部恒雄編『アメリカの民族』 弘文堂、38-63頁。
1991
「日米関係の社会的・文化的副産物―第二次世界大戦と貿易摩擦下での日系アメリカ人の地位と意識―」『外交時報』 No.1283、35-51頁。
“Children of Inmates: The Effects of the Redress Movement among Third Generation Japanese Americans.” Qualitative Sociology (U. S. A.), Vol. 14 pp. 39-56.

1981年~1990年

1989
(対談)「日本における日本人移民・日系アメリカ人研究」『アメリカ研究資料センター年報』13号、49-54頁。
「日系アメリカ人における『伝統の創出』とエスニシティ」『史境』(歴史人類学会編)19号、53-66頁。
「アフロアメリカ研究の最近の動向――アフロセントリック理念からの文化論を中心に」 『アメリカ研究』(アメリカ学会編)23号、165-174頁。
1987
「アメリカ合衆国におけるステレオタイプとエスニシティ――広告とジョークにみられる民族像」 『民族学研究』(日本民族学会編)52巻、363-390頁。
1982
「サンフランシスコにおける日系人コミュニティ組織の生成過程からみる一考察」『社会科学研究年報 シンポジウム「海外における日本人:移住・定住・企業活動」』(龍谷大学) 12号別冊、90-100頁。

その他

印刷中
「なぜ、人は人を分類したがるの!?」京大×ほとぜろ コラボ企画『なぜ、人は○○なの⁉︎』ナカニシヤ出版。
2021
「人種と人種差別ー自然人類学と文化人類学の対話から」井原泰雄・梅﨑昌裕・米田 穣編 『人間の本質にせまる科学――自然人類学の挑戦』東京大学出版会、237-250頁。
「生物学的グラデーションと社会的境界」京都大学学術研究支援室(KURA)編 『Kyoto University ACADEMIC GROOVE Vol.2 BORDER –Humanities and Social Sciences』京都大学人社未来形発信ユニット、14頁。
ブラック・ライブズ・マターと日本すべての人にとっての人種問題とは」公益財団法人東京都人権啓発センター『TOKYO人権』第89号。
「『環太平洋地域の移動と人種』を語る〜序論と拙論から」 村上正直・友永健三『マイノリティ研究会ニュース』No. 90. マイノリティ研究会、32-41頁、2021年5月。
竹沢泰子「アメリカ合衆国のセンサスー人種・エスニシティに関する最近の動向」、『地理』794号、2021年、40-46頁。
2020
「中世におけるユダヤ人・「ジプシー」・河原者をめぐる「特権」言説」『部落解放研究』213号, 116-149頁, 2020年。(Ethnic and Racial Studiesに2020年に掲載された論文を大幅に加筆したもの。)
「『人種』とヒトの多様性−学校でのまなびのために−」 中山京子ほか編 『「人種」「民族」をどう教えるかー創られた概念の解体をめざしてー』 明石書店 22-30頁。
Takezawa, Y., & Kina, L. (2020). Trans-Pacific Minor Visions in Japanese Diasporic Art. Asian Diasporic Visual Cultures and the Americas (ADVA), 6:1. pp. 1-10.
Major- and Minor-Transnationalism in Yoko Inoue’s Art: Power Dynamics and Practices of Co- production. Special issue: Trans-Pacific Minor Visions in Japanese Diasporic Art. Asian Diasporic Visual Cultures and the Americas (ADVA); 6:1. pp. 27-47. (出版前念校PDF
特集号ゲストエディター “Introduction Trans-Pacific Japanese Diaspora Art: Encounters and Envisions of Minor- Transnationalism,” Yasuko Takezawa and Laura Kina (eds.) Amerasia Journal, 45(3). University of California, pp. 373-376.
特集号ゲストエディター “Encounters with Transmigrants and a Navaho Chef: Yoko Inoue. Special issue Trans-Pacific Japanese Diaspora Art: Encounters and Envisions of Minor-Transnationalism,” Amerasia Journal, 45(3). University of California, pp. 391-395.
座談会「トランプと移民問題」『アメリカ研究』54号、日本アメリカ学会、1-19頁。
成田龍一・田辺明生・竹沢泰子著「序論」田辺明生・竹沢泰子・成田龍一編『環太平洋地域の移動と人種―統治から管理へ、遭遇から連帯へ』京都大学学術出版会、1-28頁。
「「ほどく」「つなぐ」が生み出すマイナー・トランスナショナリズム―井上葉子とジーン・シンの作品と語りから」田辺明生・竹沢泰子・成田龍一編『環太平洋地域の移動と人種―統治から管理へ、遭遇から連帯へ』京都大学学術出版会、361-408頁。
How Discrimination Arises. KURN Bookshelves #3, Yasuko Takezawa. Kyoto University・ウェブ 3月13日
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「肌の色で生死分ける米の構造」好書好日『朝日新聞』6月24日、2020年。
「米国の黒人暴行死の背景と反人種差別運動」『商工ジャーナル』、10月号、48-51頁。
「生物学的には「人種」は存在しない」 『月刊保団連』、10月号 No. 1332、1頁。
「ブラック・ライブズ・マター運動の背景と意義」 『Int’lecowk (イントゥレコウク―国際経済労働研究』 10月号 国際労働研究所。
巻頭言「日本学術会議多文化共生分科会の提言「外国人の子どもの教育を受ける権利と修学の保障」について 」 『NGO 神戸外国人救援ネット・ニュース No.67』 NGO 神戸外国人救援ネット。
2019
【第5回】なぜ、人は人を分類したがるの!?: 京大×ほとぜろ コラボ企画「なぜ、人は○○なの!?」 ほとんど0円大学・ウェブ  5月28日
2017
(資料と通信)「日本学術会議多文化共生分科会シンポジウム『地域社会における外国籍生徒—義務教育以降の問題』についての報告」『文化人類学』82巻3号、2017年12月。
「センサス」『アメリカ文化事典』丸善出版、pp.170-171。
「多文化主義」同上、pp.262-263。
「多文化共生社会 実現を」『平成27・28年度 人権啓発シリーズ集〜深呼吸〜』高知県人権啓発センター、pp.10-11。
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