学歴
1981年
筑波大学比較文化学類卒業
在学中に、文部省奨学生として米国カンザス大学に一年間留学
1982年
フルブライト奨学生として米国ワシントン大学大学院人類学研究科に入学
1985年
ワシントン大学大学院人類学研究科修士課程修了(M.A.)
1987年
筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了(国際学修士)
1989年
ワシントン大学大学院人類学研究科博士課程修了(Ph.D.)
職歴
教歴
2024年 5月-6月
フランス国立社会科学高等研究院(EHESS) 客員教授
2023年 10月-2024年 3月
UCLA(カリフォルニア大学ロサンジェルス校)テラサキセンター 客員教授
2023年 4-5月
ハイデルベルグ大学大学院トランスカルチュラル・スタディーズ研究科
1999年-2023年
京都大学人文科学研究所 教員(助教授 2005年より教授)
2006年 1-6月
MIT(マサチューセッツ工科大学)人類学科 客員教授
「人類と科学」授業担当
1993-1999年
筑波大学社会科学系 教員(専任講師 1996年より助教授)
1990年
カリフォルニア大学サンタバーバラ校比較文化学部 講師
1987-1988年
ワシントン大学人類学科 ティーチング・アソシエイト
1983-1987年
ワシントン大学アジア言語・文化学科 ティーチング・アソシエイト
学内管理職
海外研究歴
1990-2018年
ワシントン大学人類学科 協力教員(2006年より協力教授)
2016年 1-3月
カリフォルニア大学サンタバーバラ校社会学科 客員研究者
1993-1994年
カリフォルニア大学ロサンジェルス校人類学科/アジア系アメリカ研究所
客員研究者
学外委員等
日本アメリカ学会
副会長(2020-2022)
日本移民学会
会長(2022-)
日本文化人類学会
会員
日本学術会議
地域研究委員会多文化共生分科会委員長
文化人類学分科会委員
自然人類学分科会委員
Ethnic and Racial Studies(英)
理事
アメリカ文化人類学会(米)
会員
アメリカ社会学会(米)
会員
兵庫県外国人県民共生会議
座長
兵庫県県政150周年記念多文化共生記録紙編集委員会
編集委員長
NPOたかとりコミュニティセンター「多言語センターFACIL」
理事
受賞歴など
1995年
米国 ヴィクター・ターナー賞最終候補(アメリカ民族学会)
主たる著書・編著・論文
学術書
上記編著以外の最近の主要論文等
- Racialization and Discourses of “Privileges” in the Middle Ages: Jews, “Gypsies”, and Kawaramono, Ethnic and Racial Studies, 43:16: 193-210.
- “Antiracist Knowledge Production: Bridging Subdisciplines and Regions,” American Anthropologist, 2017
- “Translating and Transforming ‘Race’: Early Meiji Period Textbooks,” Japanese Studies 35 (1), Special Issue: Rethinking Race and Racism in Japan, 2015.
- “DVD『人種主義の歴史(原題:Racism-A History)』全3巻 BBC(日本語字幕版監修:竹沢泰子)丸善出版株式会社、2015(原版2007)
- “Human Genetic Research, Race, Ethnicity and the Labeling of Populations: Recommendations based on an interdisciplinary workshop in Japan” (Yasuko Takezawa, Kazuto Kato, Hiroki Oota, Timothy Caulfield et al.) BMC Medical Ethics, 2014. “Highly Accessed”に認定
→研究業績ページへ
研究代表歴
外部資金獲得状況(代表のみ その他は省略)
2024-2027
人間の「ちがい」と差別に関する人類学的研究
(挑戦的研究(開拓) No. 24K21178 )
2016-2021
人種化のプロセスとメカニズムに関する複合的研究
(基盤研究(S) No. 16H06320 )
2010-2016
人種表象の日本型グローバル研究
(基盤研究(S) No. 22222003)
2006-2010
人種の表象と表現をめぐる融合研究
(基盤研究(A) No. 18202029)
2001-2004
「人種」の概念と実在性をめぐる学際的基礎研究
(基盤研究(B) No. 13410096)
1999-2001
社会的構築物としての人種概念に関する理論的考察
(基盤研究(C) No. 11610314)
1996-1999
「他者」論からみたアメリカ合衆国おけるエスニック・ステレオタイプに関する研究(基盤研究(C) No. 08610313)
2005-2006
文部省 海外教育研究推進事業
(1年3ヶ月マサチューセッツ工科大学およびハーバード大学にて研修・教育)
2002
国際シンポジウム「人種概念の普遍性を問う」(International Symposium on the Idea of Race)
京都大学財団シンポジウム開催助成金
Kyoto University Principal Investigator、the Ministry of Education and Science Principal Investigator.
国際シンポジウム “Racialization of Body”
at IUAES (International Union of Anthropological and Ethnological Sciences), 国際交流基金、日本民族学会
それ以前は省略 (科研費以外に、経団連、国際交流基金、トヨタ財団等)。
部会企画等
主催・共催した主要10の国際シンポジウム、国際学会での部会企画等(過去10年間)
2020/10/11
日本学術会議公開シンポジウム 文化人類学分科会・自然人類学分科会・多文化共生分科会共催「with コロナの時代の人間の「ちがい」と差別〜人類学からの提言〜
オンライン(海部陽介さんと企画)
2020/6/21
慶應アメリカ学会と共催 緊急リレートーク「ブラック・ライブズ・マター運動の背景と課題」
オンライン(実質参加者490名、Youtube再生回数約10800回)
2019/5/18-19
国際シンポジウム(日仏同時通訳付き)「人種主義・反人種主義の越境と転換」
場所:京都アカデミアフォーラム in 丸の内
フランスから4名、イギリスから1名、国内から10名参加
2018/12/8
国際シンポジウム (日英同時通訳付き)
「環太平洋の日系ディアスポラ・アート~マイナー・トランスナショナリズムに
みる遭遇と想像」
International Symposium “Trans-Pacific Japanese Diaspora Art: Encountering and Envisioning Minor-Transnationalism”
場所:京都アカデミアフォーラム in 丸の内
アメリカから3名、ブラジルから1名招聘。国内から8名参加
(うち3名アメリカ人、自らも報告)
2017/12/2
第116回アメリカ人類学会(American Anthropological Association)
パネル:Between Visibilities and Invisibilities: Forms of Racism and Anti-Racism in the Twenty-first Century
場所:マリオット・ウォードマン・パーク・ホテル(ワシントン D.C.)
アメリカ2名、アイスランド1名、インド1名。日本3名参加(自ら含む)
2015/2/9
デリー大学と共催Embodied Discriminations: Ethnicism, Racism and Casteism: Comparative Perspectives from India, Japan and Korea
場所:University of Delhi
韓国から1名、日本から1名講演(自ら)
2014/5/17
国際人類学民族科学連合(IUAES)と共催
Engaging Race and Racism in the New Millennium: Exploring Visibilities and Invisibilities
場所:幕張メッセ Convention Hall B
アメリカ3名、アイスランド1名、ロシア1名、オーストラリア1名招聘。
国内4名招聘。
2011/12/15-16
国際シンポジウム(日英同時通訳付き)「人種神話を解体する」
場所:国立京都国際会館
カナダから1名、アメリカから2名、韓国から1名、フランスから1名招聘。
2011/10/13-14
UCLAと合同主催シンポジウム“Japanese and Asian Americans: Racializations and Their Resistances”
場所:カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)
アメリカ人6名、日本人3名講演
2011/1/22
国際文理融合セミナー「人文学とゲノム研究のインターフェイス」
場所:京都大学人文科学研究所 大会議室
アメリカより3名、イギリスより1名、シンガポールより1名招聘。
→業績一覧(PDF)