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共同研究

人種神話を解体する2 科学と社会の知

基本情報
この本の内容
目次
書評
編者

坂野徹・竹沢泰子

出版年

2016

出版

東京大学出版会

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人種主義は無知の所産ではなく、科学を含む知こそが人種主義を駆動してきたとはいえないか。近代知における考古学・人類学・医療の再考から、最近のゲノム研究がこんにち私たちに要求するヒトの差異の認識の現在まで、(人種という知)の歴史と現在を問う。

刊行のことば
序章 科学研究と人種概念 ――人種・民族・人種主義(坂野 徹)

第I部 自然人類学・考古学と人種研究

第1章「縄文人」と「弥生人」――日本考古学にとって「人種」とは何か(坂野 徹)
第2章 フランスにおける形質人類学の変遷史――19世紀末からの人種科学をめぐって
(キャロル・レノー=パリゴ/小林新樹、アルノ・ナンタ訳)
第3章 人種主義と科学者の「中立性」――アンリ・ヴァロワの活動を中心に(アルノ・ナンタ)

第II部 人種研究とマイノリティ

第4章 賀川豊彦の社会事業と科学的人種主義――近代日本における〈内なる他者〉をめぐる認識と実践(関口 寛)
第5章 インドにおける血液、贈与、共同体――有徴化と匿名化のはざまで(石井美保)
第6章 規律と欲望のクリオン島――フィリピンにおけるアメリカの公衆衛生とハンセン病者(日下 渉)

第III部 「人種」とゲノム研究の現在

第7章 ゲノム情報にもとづく人類学にとっての集団(太田博樹)
第8章 皮膚色と頭蓋骨形態からみたヒトの多様性(瀬口典子、ライアン・シュミット)
第9章 医薬品規制の最前線における人種とその表象――日本人の「身体的差異」をめぐる国際論争から(郭文華/加藤茂生訳)
第10章 日本におけるゲノム研究と集団の表象――座談会(太田博樹・加藤和人・竹沢泰子・徳永勝士)

索引(事項・人名)
執筆者・訳者紹介

索引(事項・人名)
執筆者・訳者紹介

田辺明生『文化人類学』
井岡康時『奈良人権部落解放研究所紀要』第三十五号
貴堂嘉之『現代歴史学の成果と課題』
廣岡浄進『部落史研究』第二号
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